2022年の10月、ハデべ預言者が家庭連合(旧統一教会)の信者に対して、激励の動画メッセージを送ってくれました。この内容が個人的にはすごく良かった。勇気づけられました。この記事ではその内容の要約と、私なりに思ったこと、感じたことをお伝えします。
サミュエル・ハデべ預言者(Samuel Radebe)は南アフリカ共和国の大宗教指導者。400万人いるとも言われる霊性啓示聖会(黙示録教会)の牧師ですが、家庭連合の活動に大変共感され、長年、お母様(韓鶴子氏)に寄り添われてこられています。
ハデべ預言者の激励メッセージの要約
(2022年)10月の中頃、サミュエル・ハデべ預言者が霊性啓示聖会の多くの信徒が見守る中、国家的な宗教迫害に逢っている日本の食口(信者)に対して、激励のメッセージを送ってくれました。
このメッセージが個人的にもとても良かったです。そのまま動画を公開はできないので、大まかに要点をお伝えすると次のような内容でした(箇条書きでお伝えします)。
- 信仰というのは自分以外の人間が意のままにできるものではない。
- 愛、世界平和、和合というみ言に感激してこの道を歩んでこられた食口にとって、その経験は信仰を守る盾になっているはず
- 人間は自分が信じる何かに従い生きるもの。国民は政府に従っているし、政府が維持される理由は、国民が政府の定めた法律と政策に従っている。人間は何かに従っている状態から脱することのできない存在である。
- 私達は何に従っているのかを明確にするべき。私が進む道が正しい道なのかを霊性を通じて探さなければなりません。
- 家庭連合の祝福家庭として指導者の進む方向が正しいと信じられれば、皆様の信仰をそれ以上説明したり正当化する必要がありません。正しいと信じる道に従うだけで十分なのです。
- 過去にも多様な観点や信念は存在していましたが、言論とSNSの声に拘れば必ず混乱します。
- この混乱の中で選択するのは皆様です。私は堂々と皆様の選択について激励して差し上げたいのです。
- 真実の人になってください。群衆や言論についていかず、世の中についていかないで下さい。
- 自らの選択に責任感を持ち、皆様が進んでいくこの道が正しい道と考えるだけで十分です。
- どうか強く雄々しくあってください。
- 試練には必ず終わりがあります。躊躇しないで前進してください。試練の終わりには勝利がある。皆様は偉大な克服をされるでしょう。
- 私達全員で激励します。頑張ってください。強く雄々しくあってください。
ハデべ預言者の激励メッセージを聞いて思ったこと
ハデべ預言者の日本信者への激励メッセージを聞いて個人的にかなり勇気づけられましたし、感動しました。
サミュエル・ハデべ預言者のメッセージを聞いて私が特に実感したのが次のような内容です。
- 人は誰かに頼って生きるもの。その頼る人を見つけることが大事であること(霊性を持って見つける)
- 真実を突き詰めていけば、自ずと正しい選択ができること(報道やSNS等の言論を聞いても混乱するだけ)
- ご父母様の進む道が正しいと信じたのであれば、それを説明することも正当化する必要もない。自らの選択に責任感を持ち正しいと考えるだけで十分。
- 試練には必ず終わりが来る。躊躇しないで強く雄々しく前進すれば必ず克服できる
特に感銘したのは、人は誰かに頼っていいということ。宗教を信仰しているというと、無宗教の人からすると、弱いから宗教に頼ってると揶揄されたりします。
しかし、それは全く逆だということです。
自分の力で生きていけると思うのは間違っています。誰かに頼り、頼られ生きているのが私たち人間です。本当に頼ることのできる真理、道を見つけたのであれば、その道に進むことは誇らしいことであり、私達は強い人。私達は自分の責任で自らが頼るもの、方向性を選択しています。決して誰かから洗脳されたり、マインドコントロールされたものでは一切ありません。
悪意な報道や反対派からの攻撃があると、つい弱い心になりがち。しかし進む道が正しいと思ったのなら頼る。そしてあとは自分の責任において進むだけであり、誰かに説明したり正当化する必要はない。ということです。
そして試練は必ず超えられるので、躊躇しないで進むことが大事だということを改めて思いました。
これほど力強いメッセージがあろうか
確かに2022年7月以降、家庭連合に問題があるとして世間に表面化していることについては、一般の教会員にとっても、各々反省するし、また悔い改めすることは必要です。何らかの意味はあるでしょう。とは言え、必要以上に問題を大きくし攻撃する勢力がいるのも事実であり、私たちは決して周りの声に振り回され自分を見失ってはいけないですね。
サミュエル・ハデべ氏は家庭連合の純粋な信者ではありません。それでも様々な大会にてお母様に寄り添い、平和的で力強いメッセージを語られているというのも、ハデべ氏自身が人生で最良の選択肢をもったからであり、そこに疑いもなく突き進んでいること。その素晴らしさを私なりにも実感できた次第です。
「自分の進むべき道は自分で選んでおり、それは自分の責任。誰にも惑わされることなく自分が信じる道を進むこと。それが私たちの誇り」
といったところです。
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